Lahの部屋

落書き帳です。見たい人は見てください。

【自分用】記事の書き方

 「記事の書き方」と題したが、人に伝わりやすい文章の書き方について語るわけではない。目指すのは、本ブログのように自己満足を目的にしたような記事だ。今考える文章構築メソッドをまとめておくことで、今後このブログに記事を書くときの参考にしたい。

 

 以下のような記事を目指している。

  1. 書きたいことを好きな言い回しで書く
  2. 言いたいことは余すことなく言う
  3. 人に内容を理解してもらうための具体例を無理に入れない
  4. 最低限の体裁は整える

 

 まずは、トピックを決める。日常を生きていたら何かしら湧いてくるものだ。最近勉強している分野、日頃の理不尽、社会情勢。なんでもよい。トピック名として言語化するのが難しいようなテーマもある。そういうときにはこの工程をスキップする。記事のタイトルをつけるときに考えればいい。

 

 次に、内容として盛り込みたいことを挙げる。こういうことを言いたい、こういう言い回しをしたい、みたいなのをひたすら書き殴る。それらは脳内で発火のごとくランダムに湧いてくる。無秩序な言葉の羅列。ブレインストーム。タイピング楽しい。かたかた。トピックにもよるが、お酒を飲むと捗る。

 

 酔いが醒めたら、全体の構成を考える。ただし大雑把でよい。序論、本論、結論。うーん、この文はこのへん。かなりラフに配置する。

 

 「つかみ」を書く。最難関の作業だ。そもそも、好きなものを並べた文章には「つかみ」など存在していない。しかしながら、こういう「序論」のようなパートがないと全体構造がまとまらないものなのだ。仕方がないので、論文のabstractみたいなものを書く。もちろん、「つかみ」と呼ぶほど読者を掴む力はない。握力はUFOキャッチャー以下。

 

 以上の工程を経ることで、読むに堪えない文章が完成する。ここからは文章を慎重に点検する。

 

 まずは全体構成をチェックする。同じ主張が文章内の複数箇所で繰り返されていないか。同じ言葉を目的なしに繰り返していないか。この主張はこっちの段落で述べたほうがシンプルではないか。僕は完璧な文章を組むのには時間がかかるくせに、すでにある文章の不備を指摘するのは得意だ。激しく添削する。文法のねじれが湯水のように見つかるが、淡々と修正する。気にすることはない。もともと雑に書いたものなんだから。

 

 次に、読みやすさを点検する。内容的な読みやすさは度外視して、読んでいるときのリズムがまともであることを確認する。読者が僕の思いを理解してくれなくても、せめて音韻が整っていれば暇つぶしにはなるだろう。

 

 最後に、字数チェック。文字数がある値を超えていないものは、「下書き」に眠らせておく。文字数の少ない文章の投稿を許してしまったら、10年後にはツイートと大差なくなってしまいそうだからだ。文字数が少ない記事には、気が向いたときに加筆する。そこそこ長くなったタイミングで投稿する。

 

 おわり。この文章も以上のようなプロセスで書いた。元気があれば、最後に「まとめ」を書く。